板金屋で独立するためのポイントとは?内容を把握してスムーズな独立を行おう

独立して開業することを考えている人もいるでしょう。

今では脱サラなどをして、会社員ではなく独立して自営を行う人も増えています。

独立して開業するのは悪いことではありませんが、どんな業種で独立すべきか、しっかり検討する必要はあります。

いろいろな業種の中で板金屋として独立をすることも1つ方法です。

ただ板金屋の独立に関して分からない人もいるでしょう。

それでは、内容をご紹介していきます。

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板金屋独立のための資金とは?

板金屋として独立するために、特に考えるべきなのは資金です。

独立するなら事務所や人材の確保など、まとまった資金が必要になります。

資金の計算をすることで自分が独立できるのか判断することができるでしょう。

板金屋の独立には以下の資金を確認しておきましょう。

板金屋の独立にかかる初期費用とは

板金屋の独立資金は安いものではありません。

独立する際は初期費用が大きくかかってくるので、計算して準備できるのか確認しておくのがいいでしょう。

ちなみに板金屋の独立でかかる費用は以下のようになっています。

  • 工場建設費5,000万〜7,000万円
  • 機械設備費6,100万円ほど
  • 人件費250万円
  • 広告費200万円ほど
  • 雑費200万円ほど

合計金額は約1億1,750万円ほどです。

板金屋の場合、特に工場建設費と機械設備費の料金が高く、この2つを準備するだけでも1億円以上の費用がかかることでしょう。

さらに、工場だけでなく土地代も必要になるなら、より資金がプラスされることになります。

広告費や人件費などは多少削減することができますが、土地代や機械設備費などはあまり削減することができないので、最低でも1億3,000万円ほどの資金を準備しておくのがいいでしょう。

ランニングコストも計算しておく

板金屋を開業するためには、ランニングコストの計算もしておく必要があるでしょう。

板金屋で独立した後も経営には費用がかかってきます。

毎月かかるランニングコストを計算しておかないと収入と支出が合わずに赤字になってしまうこともあるからです。

板金屋の独立の際に考えられるランニングコストは以下のようになっています。

  • 毎月の場所代や賃借料
  • 人件費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 設備維持費
  • 消耗品
  • 宣伝のための広告費
  • 雑費

板金屋の場合は塗装を行うので水道光熱費や設備維持費、また道具もよく消費するので購入費などが高くなることが考えられます。

板金屋を1人ではなく、複数人で作業するなら従業員を雇う必要もあるので、毎月の人件費も考慮しておかなくてはいけません。

ランニングコストは規模や設備へのお金のかけ方などにより違ってきますが、20〜50万円ほどのランニングコストを計算しておきましょう。

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板金屋に最適な物件の選び方とは?

板金屋として独立して経営していくなら資金も大事ですが、工場の場所選びも重要です。

板金屋の工場は費用も高く、適切な選択をしなくては使い勝手が悪いなどトラブルになることもあるからです。

板金屋の最適な物件選びにはポイントがあるので紹介しましょう。

板金塗装業をしていた物件を選ぶ

板金屋として独立するための場所選びは、元々板金屋として開業していたところを選択するのがいいでしょう。

板金屋として営業していた場所なら、大型の機械の動作音や修理の音などが出ても騒音トラブルにならないところです。

板金屋の場合は大きな音が出てしまうのは防ぎようがなく、騒音のせいでトラブルになってしまう場所なら、板金屋として営業を続けるのが難しくなります。

また、元々板金塗装業の経営がある土地なら広さも確保できているので、フォークリフトやクレーンなどの機械を導入しやすく、都合良ければそのまま利用することもできるでしょう。

ただ、板金屋として営業履歴のある場所は好物件となるので、賃料は高めに設定されており、初期費用やランニングコストが高くなることも考えられます。

賃料は交渉次第で安くすることもできるので、安くできるように話し合ってみましょう。

大型車が出入りできる道路があるか

大型車が出入りできる道路が確保できるのか確認することも大事です。

板金屋の場合はレッカー車や大型の車なども出入りするため、移動ができる広い土地や道路が必要になります。

独立して土地代を節約しようとして狭い場所を選択することがありますが、その場合は道路も狭く大型車の出入りが厳しいことがあります。

工場への出入りが難しくなると道路が渋滞してしまうことになったり、事故も多発したりするなどリスクが大きくなるので、工場の中だけでなく外の道路状況も確認が大事です。

特に、独立後に多くの従業員を確保して仕事を行うようなら、通勤用の車の駐車場も確保する必要があり、移動がスムーズな場所である方がいいです。

板金屋の規模を考えて道路状況も確認しておくようにしましょう。

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板金屋として独立する際の収入や仕事量について紹介

板金屋として独立して仕事を行うなら、収入や仕事量などについて知っておくことも大事です。

板金屋で従業員として働くのではなく独立して経営するとなると、収入も仕事も違ってきます。

板金屋を行う点で基本的なポイントについて紹介しましょう。

板金屋として独立した際の収入とは?

板金屋として独立した場合、どれくらいの儲けを得られるのか知っておきたい人もいるでしょう。

板金屋の従業員として働いた場合は大体平均年収が430万円ほどです。

建築業の平均年収は490万円ほどなので、板金屋の平均年収は建築業の中では低く、サラリーマンの平均年収とあまり変わらないです。

板金屋の日当の平均は8,000円〜25,000円ほどであり、月給も20〜50万円ほどになっています。

板金屋の見習いと職人によっても収入は変わっており、見習いは日給が大体8,000円〜10,000円ほど、職人だと12,000円以上からとなっています。

そして、板金屋で独立したときの収入ですが、自分の実力、また個人や法人と言った経営形態などにより収入は変わってくるでしょう。

ただ、大体年収だと400万〜600万円が相場とされています。

営業手腕や経営手腕によって年収は大きく変わってきて、成功すれば1,000万円以上の収入を得ることも可能です。

独立した場合は自分の経営努力によって年収が変わるので、逆に年収が400万円以下になる可能性もあるということです。

板金屋として独立する際は従業員の収入よりも下がるリスクも考えておきましょう。

板金屋で独立して働く際の仕事量はどうなのか?

板金屋で独立して働く際は仕事量についても確認しておくことが大事です。

板金屋は職人業であり、仕事内容は楽ではありません。

70代でも働いている人はいますが、基本的に体力があることが必須なので力仕事だと言えます。

そして、独立して自分の板金屋を開業したなら、その後はどのように働くかにより仕事量は変わってきます。

自分は経営だけにこだわり雇用した職人のみで現場仕事してもらうなら、仕事量はさほど多くはなく、体力的にきつくはないでしょう。

しかし、自分も現場に出て働くとなれば体力仕事+経営も必要なので、仕事量は多くなりきつく感じるかもしれません。

また、見習いの人を雇うことになるなら、自分で教えるのか従業員の方に指導してもらうのかにより、仕事量は変わってきます。

自分の体力を考えて板金屋の仕事量を考えましょう。

板金屋の見習い期間

板金屋の職人になるには大体5年の月日が必要であり、見習い期間も短くありません。

職人業の場合は積極的に指導をしてくれるところもあれば、仕事は目で見て覚えるという昔ながらの方法で行っている会社もあります。

つまり、働く場所によって職人になれるスピードは変わってきます。

そのため、自分が職人になって独立するとなれば最低5年は勤務しておく必要があるでしょう。

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板金屋で独立して成功するためには?

板金屋として独立するなら、成功するポイントについて知っておきたい人もいるでしょう。

板金屋として独立しても成功できずに赤字を出し続けて倒産してしまうなら意味がありません。

板金屋として独立した後に成功させるにはコツがあるので紹介します。

顧客満足度の向上を意識する

板金屋で独立して成功させるためには顧客満足度を意識して仕事に取り組むことも大事です。

板金屋は独立する場所によりますが、小規模な業者なら複数点在していることがあります。

つまり、同じ地区に板金屋があるなら競争率が高くなるので、顧客を確保するためには顧客満足度を向上させないと、収入に関わってきます。

顧客満足度を向上させる方法は、例えばスピーディーな対応です。

顧客の方は板金屋に依頼した際の見積もりや質問への返答の速さを意識して、スピードが遅れないように心がけることが大事です。

もし、見積もりや質問への回答が遅いなら、顧客は別の板金屋に依頼することになり自分の業者に依頼しなくなるので、注意しておきましょう。

また、作業ラインの合理化などを意識して、素早く依頼者の発注を完成させられるようにします。

仕上がりスピードが速いなら、それだけ顧客の満足度も大きいです。

合理的に仕上がりを行えるようにするには、最新設備の導入なども必要になってくることがあるので、費用を計算しつつ作業スピードを上げることができるように取り組んでください。

経営目標を定める

板金屋の独立を成功させるには経営目標を定めることが大事です。

板金屋を経営していく際に何のプランも持たずに営業するなら、どれくらいの収益を上げれば収入を増やせるのか分からず、経営目標がブレブレになります。

もし、経営目標がブレているなら、収益をうまくあげることができず赤字になって最悪倒産してしまうことも考えられます。

ただ、板金屋としてどのような経営目標を定めれば良いのか分からないこともあるでしょう。

例えば板金屋で開業した職人は

  • 1日の依頼件数平均3件
  • 客単価平均15万円
  • 売上高1億3,000万円
  • 営業利益6,700万円

というプランを立てたようです。

もちろん、経営目標を立てたとしても目標通りに事が進むとは限りません。

しかし、目標を定めることにより「収益をどのように上げるべきか」と考えて仕事へのモチベーション向上につなげられます。

独立開業で成功している人は目標を定めている人が多いので、確認しておきましょう。

請負で仕事を行うことも考える

独立した後は収入を得ることが大事になります。

ただ、自分で営業をして依頼受注を行う方法は収入が安定しない可能性が高いです。

広告などで板金屋の宣伝を行ったとしても、顧客の依頼件数が増えるわけでありません。

時期により依頼が増えることもあれば無い時期もあるからです。

そのため、独立した後に請負での仕事を増やすのも1つの方法です。

大手の請負会社であれば依頼業務を回してくれることであり、毎月多くの依頼件数を受注することができます。

自分の開業で依頼件数が少ない、または不安定なことが懸念材料となっているなら、請負業務を考えてみましょう。

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板金屋の独立は需要があるので将来性の見込みはある

板金屋として独立する際には将来性を考えることがあるでしょう。

今後、新築やリフォーム件数も増えている傾向なので需要は高くなっています。

リフォームや新築を行い、住みやすい家づくりを考える人はいなくなりません。

建物と人の住居は無くなることがないので板金屋の需要がなくなる心配もありません。

板金屋として独立して働く際は成功へのポイントやプランをしっかり立てる必要があるので、しっかりポイントを押さえて収益を上げられるように考案してください。

もし、さらに独立の情報が欲しい方は経営サポートプラスアルファまでお問い合わせください。

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