合同会社と個人事業主の違いとは?比較してみて分かるメリットやデメリット

合同会社を設立するか個人事業主のままでいるかは重要なポイントです。
個人事業主としてある程度安定した収入を得ているならば、合同会社への切り替えを考えるのも不思議でもありません。

ただ、合同会社と個人事業主には違いがあります。
それぞれにメリットやデメリットがありますので、その違いを比較してどちらにするか考えなければなりません。
今回は合同会社と個人事業主の違いに注目し、どのようなメリットやデメリットがあるのか比較しながら考えていきましょう。

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合同会社と個人事業主の違い

まずは合同会社と個人事業主の違いを、様々な観点から評価していきます。

合同会社と個人事業主の違い1:印象

合同会社と個人事業主の違いとして印象があります。
この違いを比較してみると、大きなものだと気付かされます。

まず、合同会社は登記手続きをしている法人です。
そのため、一般的に法人であることから社会的な信頼感が高いと考えられていて、印象は良いとされています。
株式会社と比較するとまだ合同会社の印象は薄いですが、法人として社会的信頼感が高いのは間違いありません。

それに対して個人事業主はどうでしょうか。
個人事業主はあくまでも個人で仕事をしていますので、印象としてはどうしても不安感が残ってしまいます。
会社のように複数の人数で支えているわけではなく、登記手続きをしているわけでもありません。
書類一枚で簡単に設立できますので、印象としてはどうしても不安感が拭えないのです。

合同会社も個人事業主も正しく仕事をしてれば何の問題もありません。
ただ、どうしても個人事業主は個人という感覚が拭えず、法人として設立されている合同会社よりも印象が悪くなってしまいます。

合同会社と個人事業主の違い2:設立費用

設立費用に大きな違いがあります。
合同会社は設立にあたり様々な費用が発生しますが、個人事業主は設立費用が発生しないです。

まず、合同会社を設立するためには様々な書類を用意しなければなりません。
自分で作成することも可能ですが、素人には難しい内容もあります。
そのため、専門家に依頼することとなり費用が発生してしまいます。

また、実際に書類が完成して合同会社を登記する際には、登録免許税が発生します。
最低でも6万円の支払いが必要となり、それなりの負担をしなければなりません。

他にも合同会社を設立するためには、専用の印鑑を作成する必要があります。
印鑑の作成費用がかかるなど、備品の準備でも費用が発生するのです。

それに対して個人事業主では、これらの費用が発生しません。
個人事業主の設立は書類を1枚提出するだけですので、専門家に依頼する必要がないのです。
税務署で書類をダウンロードして、インターネットで少し調べれば書類を完成させられます。

また、書類を受理してもらうために税金の支払いなどありません。
純粋に書類を提出すれば、すぐに個人事業主の設立が完了するのです。

合同会社のように印鑑を作れば費用は発生します。
ただ、個人事業主の印鑑は個人で利用しているものと共通で問題ありません。
そのため必須の支払いではなく、実質的には支払いが発生しないと考えて良いでしょう。

合同会社と個人事業主の違い3:役員

合同会社には役員がいますが個人事業主は役員ではありません。
これは合同会社は法人であり、個人事業主は法人ではないことが背景にあります。

クライアントによっては、取引をする相手が役員かどうかを気にするかもしれません。
特に気にしないクライアントは多いと思いますが、合同会社と個人事業主では役員になれるかどうかの違いがあります。

ただ、合同会社でも必ず役員になるとは限りません。
複数人で合同会社を設立すると、役員になる人と従業員になる人がいる可能性があります。
皆さんが従業員になる場合は、役員とはまた違います。
ただ、役員ではないものの個人事業主と合同会社に雇われている人では印象が異なります。

合同会社と個人事業主は、役員になれるかどうかの違いがあります。
特に一人で仕事をしている場合は、役職が役員となるか特に何もないかは大きな違いです。
それがビジネスに影響するかは別の話ですが、比較してみると違いがありますので理解しておきましょう。

合同会社と個人事業主の違い4:責任

合同会社と個人事業主では責任に違いがあります。
合同会社は有限責任ですが、個人事業主の無限責任です。

合同会社の仕組みとして、役員は最初に出資金を支払います。
そしてこの出資金以上に責任を負う必要はありません。
自分に重大な過失がない限りは、基本的には有限責任なのです。

それに対して個人事業主は、そもそも出資をするという概念がありません。
そのため個人事業主の事業において何かしら問題があると、個人のお金で補填しなければなりません。
合同会社と比較してみると、これは非常に大きな違いです。
負担しなければならない責任の違いは、特によく理解しておかなければなりません。

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合同会社か個人事業主を選択する4つのポイント

合同会社と個人事業主を比較して、どちらを選択するべきかを考えてみましょう。
考えるべきポイントを4つ解説します。

合同会社か個人事業主を選択するポイント1:自己資金の有無

自己資金の有無が合同会社か個人事業主を選択するポイントです。
ある程度自己資金を確保できないのであれば、合同会社を設立した方が良いでしょう。

一般的に合同会社と個人事業主を比較してみると、合同会社の方が銀行からの借り入れをしやすくなってます。
合同会社での借り入れは法人に対しての貸し付けであるのに対し、個人事業主は個人に対する貸し付けだからです。法人である合同会社の方が信用力が高く、借入がしやすくなっています。

自己資金が潤沢で借り入れが必要ないのであれば、最初の段階ではどちらでも違いがありません。
ただ、後々会社を大きくするなど借り入れが必要な場合は、信用力の違いから合同会社が有利になります。
法人でありしっかりとした信用力があるのは合同会社のメリットで、信用力が欠けてしまうのは個人事業主のデメリットなのです。

合同会社か個人事業主を選択するポイント2:スキルの有無

自分に経営スキルなど総合的なスキルが備わってるのが考えてみましょう。
個人のスキルだけで事業が継続できるならば個人事業主も合同会社も違いはありません。
逆に自分のスキルだけでは難しいならば、合同会社を設立し他の人の協力を得るべきです。

合同会社と個人事業主を比較してみると、事業の運営方法は大きく異なります。
個人事業主は一人で全てやるしかありませんが、合同会社は人を増やして役割分担ができるのです。
例えば自分は本業に専念し、総務的な分野については詳しい人を採用し担当してもらうのです。

役割分担ができるかどうかは、会社運営にあたり重要なポイントです。
一人で全てやるのと複数人で分担してやるのとでは、言うまでもなく大きな違いがあります。

合同会社は複数人がそれぞれのスキルを活かせる環境です。
個人事業主はそうではありませんので、その違いは認識しておくべきです。

合同会社か個人事業主を選択するポイント3:法的な規制の有無

事業内容によっては法的な規制から、法人でなければ許認可を受けられない可能性があります。
そのような事業がしたいのであれば、これは法人にするしかありません。
個人事業主では仕事ができませんので、比較するまでもないことです。

日本には様々な許認可事業があります。
これらについては勝手に仕事ができず、届出をしなければならないのです。
しかも届出をするにあたり、法人であり資本金などの条件を満たしていなければならないものがあります。
そのようなものは法律で定められていますので、条件を満たせる会社を作るしかありません。

個人事業主は合同会社と異なり、実現できない事業があります。
合同会社ならば条件を満たせるようにすれば良いのですが、個人事業主では不可能なのです。

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合同会社と個人事業主を比較してどちらにするべきか

合同会社と個人事業主を比較してみると、特徴に様々な違いがあります。
そのためどちらにするべきかの判断は難しいものです。

まず、合同会社の大きなメリットは、法人になることで社会的な信用力が高まることです。
対外的な信用力が高まりますし、それによって取引先が増えたり銀行の借り入れもしやすくなったりします。事業推進がスムーズになるでしょう。

ただ、合同会社は設立に手間がかかるデメリットがあります。
また、個人事業主よりも維持に費用がかかり、その点はデメリットです。

それに対して個人事業主は、書類1枚で簡単に設立ができます。
青色申告をする場合は毎年確定申告をしなければなりませんが、法人と比較するとその負担は限られています。

ただ、個人で仕事をしているという点は、どうしてもマイナスの印象をもたれやすくなっています。
設立が簡単にできるがあるがゆえのデメリットだとも言えます。

どちらをより魅力的に感じるかは人によって異なるでしょう。
魅力的に感じた部分を踏まえ、どちらにするか決めなければなりません。

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合同会社と個人事業主の比較や違いまとめ

合同会社と個人事業主を比較して、その違いをまとめました。
法人であるか個人であるかは大きな違いですので、メリットやデメリットを比較して自分に合ったものを選ばなければなりません。

とはいえ専門家でなければ、比較しても自分で決めづらい部分もあるでしょう。
具体的に理解しづらい部分があり、結論が出せない人がいても不思議ではありません。

そのような状況になるのは当たり前ですので、悩みすぎる前に「経営サポートプラスアルファ」にご相談ください。個人事業主と合同会社の違いをご説明し、皆さんがどちらを設立するべきか解説します。

特に時間は有限ですので悩みすぎては時間が無駄に過ぎてしまいます。
悩みすぎる前に、まずはご相談ください。

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