【メリット?デメリット?】合同会社のここがやばい!

こんにちは。
今回は抽象的なタイトルとなってしまいますが、ズバリ合同会社の”やばい”についてご紹介していきます。”やばい”と言っても様々な意味があり、いい意味のやばいもあれば、悪い意味のやばいもありますね。
そのため、今回は最近の日本の会社設立特に注目され、その認知度も増えてきている合同会社のメリットやデメリットなどの特徴を踏まえて、

”合同会社のやばい”についてご紹介していきます!

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合同会社とは

日常的な暮らしの中で、合同会社というのはあまり耳にすることもなく、主な会社の種類としては「株式会社」や「有限会社」が主流であり、たまに「一般社団法人」などを耳にするくらいというのが多いでしょう。しかし、最近では日本の社会の中で特に合同会社の数が増えてきているのです。

合同会社とは、もともとはアメリカのLLC(Limited Liability Company)という会社形態をモデルとして作られ、2006年の会社法施行により、それまで会社設立の主流であった「有限会社」が新しく立ち上げることができなくなったのと同時に設立が可能となったのです。
アメリカでは1977年から合同会社の会社形態を導入しているため、今では株式会社と合同会社の数が同じくらい普及されており、非常に浸透しています。
しかし、日本では比較的新しい会社形態のため、最近の会社設立の実に4分の1は合同会社となっており、合同会社の数が増えてきてはいるものの、まだまだその数は株式会社よりも少ないのです。

合同会社では「出資者=会社の経営者」であり、出資したすべての社員に会社の決定権があるのです。合同会社の代表者の役職は”代表社員”とされ、複数人の出資者がいる場合は代表が複数いるというケースもありえるのです。

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合同会社のやばい

合同会社についてご説明したところで、次は実際に合同会社はどのようにやばいのかについてご紹介していきます。冒頭でもお伝えしたように、やばいと言っても良い意味のやばいと悪い意味のやばいがありますね。

ここでは、そんな合同会社のやばいをメリットとデメリットの点でそれぞれご紹介していきます。

合同会社の良い意味での”やばい”

合同会社は会社設立やランニングコストがやばいほど安い!

合同会社の一番ともいえるやばいのはこの費用面のメリットがやばいというところです!

日本では今では新しく設立ができなくなった「有限会社」を抜かすと、大きく分けて「株式会社」「合同会社」「合名会社」「合資会社」の4つに分けられます。その会社形態で会社を新しく設立する時には必ず費用が掛かります。特に一番高いものでいうと「株式会社」であり、最低でも初期費用として約20万円から25万円の費用が掛かります。また、資本金なども含めると以前では「株式会社はが約1,000万円であり、有限会社は約300万円が必要」と言われていました。会社を立ち上げるために1,000万円も使うなんてやばいですね!

それに対して合同会社を設立する際の費用はやばいほど安く、主な費用に関しては次の通りです。

  • 定款用収入印紙代
    定款(ていかん)とは、会社を運営していく上での基本的規則を定めたもので、その会社の名称や事業内容、本店所在地や株式、または事業年度を何月から何月までにするかなどをその規定するものです。
    基本的に会社設立時には掛かってくる費用であり、40,000円が掛かります。
    しかし、電子定款で作成することでその40,000円を払う必要がなくなります。これはやばいですね!
  • 定款の謄本手数料
    定款の謄本交付料のことであり、株式会社では1ページあたり250円が掛かり、約2,000円が掛かります。
    しかし、合同会社ではこの費用は掛からずに無料で済みます。
    余計な費用が掛からないなんてやばいお得ですね。
  • 定款の認証料(証人に支払う手数料)
    定款の証人に支払う手数料のことであり、株式会社では50,000円が掛かりますが、合同会社はこの点がやばいです。なんとこの費用が一切掛からずに無料となっているのです。
  • 登録免許税
    こちらは株式会社と合同会社のどちらも掛かる費用ですが、その金額にやばいほど差があるのです。
    株式会社の場合だと、150,000円または資本金額×0.7%のうち高いほうの費用が掛かり、合同会社の場合だと、60,000円または資本金額×0.7%のうち高いほうの費用が掛かりますが、株式会社と比べても約90,000円ほど金額に差があのはやばいですね。

そしてさらにやばいのは、合同会社の場合は決算公告義務がないので官報掲載費としての60,000円も費用が発生しませんし、株式会社では2年間と決まっている役員の任期が、合同会社では任期を設ける必要がなく、役員の任期が終了する度に発生する重任登記にかかる費用の10,000円もかかりません。
会社を立ち上げる際の諸々で資金を使ってしまう時に、これだけ費用面を抑えられるのはやばいですね!
ただし、資本金が1億円以上の会社の場合は30,000円必要となるので、注意は必要です。

合同会社は経営に関する決定がやばいほど早い!

合同会社の費用面のやばいは十分にお伝え出来たかなと思いますので、次は合同会社を経営するうえでのやばい点について、ご紹介していきます!

  • 経営方針
    また、会社の方針や重要事項を決定する際には、株式会社では株式を保有している株主に対して”株主総会”というものを開き、保有数の多い株主の意見を反映させなければいけないため、場合によっては経営者が自ら会社の方針などを決めることができないケースもあります。
    これはある意味やばいですよね。
    しかし、合同会社ではそもそも”株式”という概念が存在しないため、株主総会なども開くことはありません。
    そのため、経営者が自らの意思で方針や重要事項を決められるのです。
    一般的に考えれば、「自分の会社のことを自分で決めるのはやばいとは言わないし、当たり前じゃないのか」と思われるかもしれませんが、会社の規模が大きくなればなるほど、そのような規制なども厳しくなるため、やばいと言えるのです。
    また、意思決定に時間が掛かるのは会社にとって非常にやばいことではありますが、合同会社であれば余計に多くの人の意見を聞く必要がないため、やばいほど決定スピードが早いのです。
  • 利益の分配
    こちらも”株式”という概念に基づくやばいではありますが、株式会社では経営をして利益が出た場合には、株主が保有している株式数に応じて、その利益の分配が決められます。
    そのため、出資額が高い人に対して高い利益が分配され、出資額が低い人に対しては低い利益が分配されます。
    「会社に多くのお金を使っている人に多くの還元があるのは当たり前」とも思えますが、逆に言えば、直接的に利益に貢献している人への見返りが少なくなってしまうケースもあるのです。
    労働などして会社に直接的な利益を持ってきているのに、還元が少ないのは従業員からすればやばいですよね。
    しかし、合同会社では出資額に応じて利益の分配というのは特に決まっていないので、社員間で利益の分配を自由に決める事ができるのです。
    そのため、株式とは違い、直接的に会社の利益に貢献した人へ高い分配をすることが可能となるので、やばいほど自由に経営が進められるのです。
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合同会社の悪い意味での”やばい”

合同会社の良い意味でのやばいについてご紹介したところで、合同会社がやばいほどメリットがあるのかについてご理解いただけたと思います。
しかし、メリットがあればもちろんデメリットもあります。
次に、そんな合同会社のデメリットとも言える、悪い意味のやばいについてご紹介していきます!

合同会社は社会的信用がやばい

合同会社の良い意味でのやばいでもお伝えした内容としては、主に”費用面の安さのやばい”と”経営の自由度のやばい”についてご紹介しました。これらは時にデメリットの悪い意味でのやばいにも捉えられることがあるのです。

  • 設立がしやすく、規模が小さいことが多い
    合同会社の「設立がしやすい」というのは、合同会社を立ち上げる側からすればやばいほどメリットですが、設立がしやすい分、あまり資金がない人や事業の規模が小さい方も設立がしやすいので、合同会社と取引をする企業や銀行などの立場からすると、「倒産してしまう人も多くいる」という捉え方もできるのです。
    そのため、企業からすれば、合同会社と取引をしても「倒産されて取引先がなくなるのはやばいな。」であったり、銀行からすれば、「融資でお金を貸しても、倒産して返済されなかったらやばいな。」と考えると、「合同会社とは取引したくない」や「合同会社にはお金を融資したくない」といったような、社会的信用が低くなってしまうのです。経営をする上で、社的信用は1番と言ってもいいほど重要なことであり、社会的信用が欠けてしまうのはやばいと言えるでしょう。

合同会社は社内で意見が分かれたときがやばい

先ほどもご紹介したように、合同会社では複数人の出資により会社を立ち上げ、代表社員が複数いるケースもあります。
そのため、決裁権を多く持った人が複数いるということです。
時には、複数の代表社員が得意な分野ではその代表に任せて決済をさせることで、スピーディーな決定を下すこともメリットと言えますが、逆に意見が割れてしまう時には、誰か一人が特化した決裁権があるわけではないので、社内でのトラブルに繋がってしまうケースもありえるのです。
基本的に、仲間内や信頼できる関係を持った人同士で形成される合同会社内でトラブルが起こってしまうと、最悪の場合、人間関係の縁が切れてしまうこともあり得るので、悪い意味のやばいとも言えるでしょう。

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<最後に>合同会社はどんな企業に向いているのか

ここまで合同会社のいくつかの点でのやばいについてご紹介してきましたが、これらをまとめると、”合同会社はそれぞれの目指している規模や社内方針によって善し悪しのやばいが決まる”と言えるでしょう。

合同会社は主に小規模から始める人に向いているとも言え、その決まりから合同会社のままでは上場ができず、上場するためには株式会社に移行する必要があります。
そのため早期で上場を目指していたり、大手企業にしたいという方であれば、初めから株式会社で立ち上げる方がよく、初めは様子見で合同会社で始めたいや規模は特に大きくしないが、法人としての節税対策をしたいという方であれば、合同会社が向いているとも言えます。
そのため、会社を立ち上げる前には、しっかりとそれぞれの会社形態の良い意味のやばいと、悪い意味のやばいをしっかり調べて、自身の構成に近いものを選ぶと良いでしょう。

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