法人化を後悔しても遅い!事例から見る後悔の原因と後悔しないための知識

「なんとなく法人化してみたい」など曖昧な理由で法人化する人は後を絶ちません。このような理由でなんとなく法人化してしまうと、後々後悔する原因となりかねません。法人化にはメリットもデメリットもありますので、その点を考えず法人化するのは良くないのです。

実際に法人化してから後悔しても手遅れなのは言うまでもありません。今回は法人化して後悔しないために、よくある失敗と具体的に法人化による後悔をご紹介します。

会社設立の代行費用0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

法人化による後悔は後をたたない

法人化による後悔は後をたちません。先人が様々な後悔をしているにも関わらず、同じ過ちを繰り返してしまうのです。まずは簡単にどのような流れで後悔してしまうのかを解説します。

個人事業主から法人化して後悔

個人事業主から法人化して後悔するケースがあります。このケースに該当する人はある程度の事業を行っていて、個人事業主よりも法人の方がメリットが大きいと認識しているケースが大半です。

確かに条件次第では、個人事業主よりも法人の方がメリットが多くなります。個人事業主にはないメリットが法人にはありますので、そのメリットに注目して法人化するわけです。

ただ、法人化にはメリットだけではありません。個人事業主にはなかったデメリットが発生してしまうのです。この点を考慮せずにメリットばかりに目がくらんで法人化してしまうと、後悔する原因となります。

いきなり法人化して後悔

個人事業主として登録はしていないものの、ある程度事業をしている人はいます。フリーランスとして働いている人もいますし、副業で何かしらやっている人もいます。

このような人はある程度売上が安定したタイミングで、個人事業主になると法人になるかも検討します。この時に個人事業主ではなく「法人の方が格好良い」との理由で法人化を選択してしまうのです。つまり、法人化するメリットもデメリットもあまり意識していません。

何も考えずに法人化するわけですので、言うまでもなくデメリットにぶつかります。様々なデメリットがありますので、それらを知った瞬間に後悔してしまうのです。

いきなり法人化するのではなく、個人事業主になっていれば後悔は避けれたかもしれません。しかし、いきなり法人化を選んでしまったことで、後悔するようなことになってしまったのです。

会社設立の代行費用0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

法人化で後悔する代表例6選

法人化で後悔する代表例は6つあります。

  1. 設立に費用がかかる
  2. 維持に費用がかかる
  3. 定款の変更に手間がかかる
  4. 他の役員と経営方針が合わない
  5. 期待していたほど人が集まらない
  6. 解散手続きが必要となる

それぞれどのような後悔であるのかご紹介します。

法人化による後悔1:設立に費用がかかる

法人を設立するためには費用がかかります。どのような法人を設立するかによって発生する費用は異なりますが、少なからず個人事業主との差は大きなものです。

例えば株式会社や合同会社を作るとなると、様々な必要書類を用意しなければなりません。これらの書類は調べながら作れるものをもありますが、素人には作成が難しいものもあります。

そのような書類に関しては、法人化のプロに依頼して作成してもらうこととなります。プロに依頼するとお金がかかりますので、予期せぬ出費として後悔するのです。

また、意外と理解していない人が多いようですが、会社の設立や定款の認証にも費用がかかります。会社の設立は登記のために税金が発生し、株式会社では最低15万円、合同会社には最低6万円が必要です。この点も調べずに法人化を進める人が多く、知った段階で後悔するようです。

個人事業主の開業手続きではお金が一切発生しません。そのため法人も同じ感覚で設立できると考えてしまうようです。しかし、法人と個人事業主では非常に大きな差がありますので、事実を知り後悔してしまいます。

法人化による後悔2:維持に費用がかかる

法人は個人事業主と比較するとはるかに維持費がかかります。節税のために個人事業主から法人化する人が多いですが、実際には節税どころかマイナスになってしまい法人化を後悔するのです。

法人では様々な支払いが必要となりますが、代表的な維持費の例は以下のとおりです。

  • 従業員の社会保険料
  • 法人税と法人住民税
  • 税理士などの顧問料
  • 事務所などの家賃

ここの中で個人事業主と変化がないものはあります。しかし、社会保険料など個人事業主の時には意識していなかった支払いも発生します。特に一人で法人化する場合は社会保険料の支払いが発生しないと考えられがちですが、実際には役員に対しても社会保険料の支払いが発生します。この点を考慮せず法人化してしまい、資金繰りが悪化して後悔するケースは多々見られます。

また、意外と見落としがちなのは法人住民税と税理士などへの顧問料です。まず、法人は個人とは異なり赤字であっても必ず税金を支払わなければなりません。均等割と呼ばれる負担額がありますので、7万円程度毎年支払いが必須なのです。個人事業主では赤字の場合は税金の支払いがありませんので、これは大きな差です。

また、基本的に会社で税務申告する場合は、税理士に依頼しなければなりません。自分で済ませる方法もありますが、個人事業主のように簡単にできるものではないのです。多くの時間をかけて自分でやるぐらいならば、税理士などプロに任せた方が無難です。

このように法人化すると、意識していなかった支払いが発生します。事前に調べていれば法人化を再考できたかもしれませんが、調べていなかったことで後悔してしまうのです。

法人化による後悔3:定款の変更に手間がかかる

法人には定款と呼ばれる会社の基本的なルールを集めた文章があります。この文章は会社設立時に必ず作成するもので、会社の憲法とも呼ばれる重要なものです。

ここには会社の所在地や役員の情報など、法人化するにあたり必要な情報が集められています。この情報は一般に公開されているもので、正確な内容でなければなりません。

そのため法務局によって適切に管理されていて、変更するためには手間とお金がかかります。例えば定款には本店所在地が書かれていますので、会社の引越しをすると変更作業と変更手続きのお金が発生します。

個人事業主にはこのような定款が存在しません。そのためそもそも定款を修正するという概念がなく、定款修正に手間がかかる事実を知らない人は多いようです。

しかし、例を挙げた通り法人化すると事務所を引っ越しするだけで、定款の修正が必要で費用が発生します。変更を怠ることはできませんのでやるしかないのですが、手間とお金のかかり方に後悔してしまいます。

会社設立の代行費用0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

法人化による後悔4:他の役員と経営方針が合わない

法人化するにあたり複数の役員を設ける場合があります。自分で会社を作りあとから役員を増やす場合もあれば、最初から他の人と一緒に役員となり法人化する場合もあります。

どちらの場合であっても、会社の経営方針が一致しなければ後悔の原因となります。特に自分が法人化して後から役員を採用した場合は、採用ミスなどを考えてしまいより大きな後悔となるのです。

基本的に役員は多くても3人ですので、経営方針の齟齬は避けたいものです。数少ない役員とでさえ経営方針が噛み合わなければ、会社運営がうまくいかないのは言うまでもありません。これが続いてしまうと、すれ違いによって経営が傾いていく可能性すらあります。

法人化しなければ基本的には個人ですので、誰かと衝突するようなことにはなりません。自分の考えだけで好きなように事業を行えるのです。法人化を直接後悔するわけではないですが、法人化して役員を増やしたことで後悔する例は見受けられます。

法人化による後悔5:期待していたほど人が集まらない

法人化する理由として、社会的信用力のアップがあります。一般的に個人事業主よりも法人の方が信用力が高いと考えられていますので、信用力獲得のために法人化するのです。このように明確な理由があれば、法人化しても後悔しにくくなっています。

ただ、場合によってはこのように明確な理由があっても後悔するケースがあります。今回の例では法人化して社会的信用力をアップさせたものの、あまり求人への応募がありませんでした。「法人化すれば信用力が高まり人が集まる」と考えていたため、期待外れであることを後悔したのです。

確かに法人化すれば、個人事業主よりも信用力は高まりやすくなります。ただ、信用力は周りが評価するものですので、自分勝手に信用力の高まりを過信してはいけません。信用力が高まると勝手に過信したために、結果として後悔してしまった例です。

法人化による後悔6:解散手続きが必要となる

法人化すると解散手続きの際に費用が必要です。解散する事実を届出しなければなりませんので、そこに費用が発生してしまいます。手続きが必要なことや費用が発生することを知らず後悔してしまうのです。

個人事業主は設立も廃業も特段費用が発生しません。書類を1枚提出するだけで簡単に手続きが完了します。

それに対し、法人化していると「登記」に関わる手続きが必要です。そのため個人事業主のように簡単にはいかず、費用も発生してしまうのです。

先を見据えて法人化していれば、解散にあたり後悔することもありません。事前の調査なく法人化してしまうために、このような後悔につながるのです。

会社設立の代行費用0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

法人化による後悔まとめ

法人化にはメリットもデメリットもあります。メリットばかりに注目してデメリットを理解していないと、それが後悔の原因となってしまいます。

また、そもそもメリットやデメリットを確認せず、「なんとなく」との気持ちで法人化する人がいます。これについても後悔する原因となってしまいますので、避けなければなりません。

実際に法人化でどのような後悔があったかは、弊社「経営サポートプラスアルファ」が多くの知識を保有しています。そのため相談していただければ、皆さんの不安を踏まえ後悔しないかすぐにアドバイス可能です。「法人化で後悔するかもしれない」と不安があるならば、すぐにご相談下さい。

会社設立の代行費用0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順
NO IMAGE