会社設立は、お盆でもできる理由?
この記事を読んでいる人は、お盆でも会社設立ができるのか知りたいですよね?
お盆に会社設立ができるなら、手続きを進めたい人もいるでしょう。
そんな人に向けて、お盆でも会社設立ができる理由を紹介します。
【お盆でも会社設立ができる理由】登記先が営業しているから
お盆期間中でも、会社設立の手続きはできます。なぜなら、 公証役場や法務局は、お盆期間中(8月11日~16日頃)も営業しているからです。
土日祝日や年末年始のような休業日はなく 、登記申請もできます。経営サポートプラスアルファのような会社設立代行は、お盆期間中も営業をしています。
「お盆は長期休暇だから、会社設立の相談ができない」と考えないで、経営サポートプラスアルファへ相談してください。
最短でお盆の会社設立をする3つの条件
お盆期間中に会社設立を済ませたい人もいますよね?すばやく会社設立したい人に向けて、お盆の会社設立を最短でする3つの条件を紹介します。
【最短でお盆の会社設立をする3つの条件】設立方法を選ぶ
最短でお盆の会社設立をするなら「発起設立を選ぶこと」です。会社設立には、以下のような2つの設立方法があるのを知っていますか?
【会社設立における2つの設立方法】
- 発起設立
- 募集設立
発起設立では、すべての株式を発起人が保有します。 募集設立は、一部の株式を発起人保有して、 残りの株式は株主にシェアする方法です。
株主を募集しなければならず、会社設立まで時間がかかります。発起設立であれば、発起人1人でもいいため、スピーディーな会社設立が可能です。
発起設立は、資本金の支払い時の通帳コピーだけで済みますが、募集設立だと公的機関の保証書も必要になります。
お盆の会社設立を楽にしたい人は、発起設立を選んでください。なぜなら、ほとんどの中小企業が、発起設立による会社設立を選んでいるからです。
【最短でお盆の会社設立をする3つの条件】現物出資を避けて、資本金を用意
最短でお盆の会社設立をするなら、現金出資を避けましょう。現物出資は、資本金の支払いを自動車、家、株式ですることです。現物出資なら、現金を用意しなくても資本金をアップできます。
ただし、書類作成や手続きに時間がかかるため、お盆期間中に会社設立をするなら現物出資を避けてください。
【お盆の会社設立を最短でする3つの条件】電子定款を利用する
最短でお盆の会社設立をするなら、電子定款を利用してください。なぜなら、電子定款を利用すれば、自宅からの申請ができるからです。
電子定款の受付時間は、平日の21時なので窓口よりも申請時間が長くなっています。公証役場の受付時間が17時15分のため、落ちついて登記申請ができます。
電子定款を申請できたら「お盆の会社設立を最短でする手順」で紹介する「電子定款 の申請・受け取り」に進んでください。
お盆の会社設立を最短でする手順
お盆の会社設立を最短でするには「発起設立」「現金での資本金を用意」「電子定款の利用」という3つの条件が必要でした。
上記の条件を踏まえて、お盆の会社設立を最短でする手順を紹介します。
【お盆の会社設立を最短でする手順1】基本情報の決めておく
お盆の会社設立を最短でするには、基本情報を決めることです、基本情報とは、会社名や本店の住所などを決める手続きになります。
上記以外の情報は、こちらを参考にしてください。
【基本情報の項目リスト一覧】
- 会社名(会社名の前後に株式会社/合同会社を付ける)
- 本社の住所
- 事業内容
- 資本金額
- 会社設立日(お盆OK/土日祝日は不可)
- 事業年度
- 発行株式数
- 発行できる株式数
- 役員構成
- 告知方法(官報、新聞、ネット広告など)
資本金額によって消費税の支払い義務もあるので、くわしいことは経営サポートプラスアルファに相談してください。
【お盆の会社設立を最短でする手順2】会社印の作成
お盆の会社設立を最短でするには、会社印の作成もしましょう。会社設立までに用意できない人は、プライベートの印鑑で問題ありません。
会社設立をするなら、以下のような3つの印鑑を用意しましょう。
【会社設立時に必要な印鑑】
- 実印
- 銀行印
- 実印
経営サポートプラスアルファでは、5,000円~15,000円で印鑑3本セットを用意できます。会社印の作成をしたら、市役所で印鑑証明書に2通発行してください。
そのあとは、経営サポートプラスアルファなど、会社設立代行へ依頼も必要です。会社印は、設立後の法人銀行口座やクレジットカード作成に利用するので、事前に用意してください。
【お盆の会社設立を最短でする手順3】定款の作成
会社印を作成したら、電子定款の作成、申請。受け取りをします。定款の作成では、以下のような絶対的記載事項、相対的記載事項、任意的記載事項を書いてください。
【定款作成で必須の絶対的記載事項】
- 目的
- 商号
- 本店の所在地
- 設立に際して出資される財産の価額またはその最低額
- 発起人の氏名又は名称と住所
- 発行可能株式総数
【記載しないと有効にならない!!相対的記載事項】
- 株式の譲渡制限に関する規定
- 株主総会などの招集通知を出す期間の短縮
- 株主総会を招集するには、通常2週間前までに通知(短縮もOK)
- 役員の任期の伸長
- 株券発行の定め
- 現物出資
- 財産引渡
【記載するのは自由!!任意的記載事項】
- 事業年度
- 取締役などの役員の数
- 株主総会の議長
- 定期株主総会の招集時期
- 基準日
絶対的記載事項以外は、会社によって必要な項目が違います。定款に追加するものが分からない経営者様は、経営サポートプラスアルファに相談しましょう。
【お盆の会社設立を最短でする手順4】電子定款の申請
定款を作成したら、電子定款での申請をします。ここでは、以下のようなツール・ソフトウェアを揃えてください。
【電子定款の申請ツールリスト】
- AdobeAcrobatDC
- マイナンバーカード(1ヶ月程度で発行)
- ICカードリーダー(2,000円~3,000円)
- 電子証明書
- PDF署名プラグイン
- 申請用総合ソフト
PDF署名プラグインと申請用総合ソフトは、以下のリンクからダウンロードしてください。
ソフトを揃えたら、定款をPDF化してください。ICカードリーダーでマイナンバーカードなどを読み込んでください。そのあとは、PDF署名プラグインで電子定款へ追加します。
ここまでが電子定款の準備ができました。最後に「登記・供託オンライン申請システム」へアクセスをして、電子定款をしてください。
電子定款をしたら、登記先を統括する法務局へ「電子定款をしました」と伝えましょう。
【お盆の会社設立を最短でする手順5】公証役場で電子定款の受取
お盆の会社設立を最短でするには、公証役場で電子定款の受取をしましょう。電子定款を受取をするためには、このような書類や手数料を用意してください。
【電子定款の受取で必要な7つのアイテム】
- 実質的支配者となるべき者の申告(暴力団など反社会的勢力でないか)
- 定款認証手数料(50,000円)
- 本人確認書類
- 電子署名をした発起人以外の委任状
- 印鑑証明書
- 印鑑
- CD-Rの有無
指定の受取日になったら、公証役場で電子定款の受取をしましょう。
【お盆の会社設立を最短でする手順6】資本金の払込+証明書作成
お盆の会社設立を最短でするには、資本金の払込も必要です。資本金の支払いをしたら、払込証明書作成してください。
払込証明書には、以下のような3つの通帳コピーが用意しましょう。
【払込証明書の通帳コピー箇所】
- 通帳の表紙
- 通帳の1枚目
- 資本金の支払いがわかる部分
通帳コピーをホッチキスで止めたら、払込証明書の完成です。仕上げとして、書類を証明するために、会社印を押してください。
【お盆の会社設立を最短でする手順7】法務局またはオンライン申請を利用
お盆の会社設立を最短でするには、法務局での登記申請またはオンライン申請をしましょう。登記申請をするときは、このような登記申請書類を揃えてください。
【株式会社の登記申請書類リスト】
- 登記の申請書
- 登録免許税納付用台紙
- 発起人同意書
- 定款取締役就任承諾書
- 代表者就任承諾書
- 監査役就任承諾書
- 取締役の印鑑証明書
- 資本金の払込証明書
- 印鑑届出書
【合同会社の登記申請書類リスト】
- 登記の申請書登録
- 免許税納付用台紙
- 定款
- 代表社員・本店所在地・資本金の決定を知らせる書面
- 代表社員就任承諾書
- 資本金の払込証明書類
- 資本金額の計上に関する代表社員の証明書
法務局が開いている平日8時15分~5時15分に申請してください。オンライン申請は、平日8時30分~21時まで申請ができます。
最短でお盆の会社設立をするなら、法務局の窓口よりもオンライン申請を利用しましょう。
【お盆の会社設立事例】たった3日で会社設立
お盆の会社設立手順を紹介しました。お盆に会社設立したい人は、実際の設立事例を知りたい人もいますよね?
ここからは、経営サポートプラスアルファが携わったお盆の会社設立事例を紹介します。
【お盆の会社設立事例】会社設立をしたいという要望
経営サポートプラスアルファのお盆の会社設立事例ですが、依頼者さんは保険代理店のトップセールスマンです。
急に「お盆期間中に会社設立をしたい」と依頼があり、担当した会社設立に強いコンサルタントも、お盆休みで家族旅行をしていましたが、お盆休みを取らない勤務メンバーと連携して、たった3日間で行う会社設立のプロジェクトがスタートしました。
保険代理店の設立後は、複数の生命保険会社と契約をする「乗合代理店」になるため、登記申請の期限やルールもあるため、お盆中の会社設立となりました。
【お盆の会社設立事例】会社設立に自信のない依頼者
依頼者は、生命保険の成果で10年以上の経験があるベテランプレイヤーです。そのため、仕事仲間からも「代理店の代表は、依頼者がしたほうがいい」と言われていた人材です。
しかし、依頼者は「本当に私が運営できるのかな?」と不安を持っています。依頼を受けた休暇中のコンサルタントは、悩みを解決させるための質問をしました。
- 「会社設立で不安なことは何か?」
- 「いままで、クリアしたことはなんですか?」
- 「仕事仲間が、依頼者様に期待していることは?」
- 「成功したら、仲間はどんな言葉を言っていますか?」
- 「会社設立する気持ちは、教えてください。」
- 「経営者になる意思は、ありますか?」
経営サポートプラスアルファでは、依頼者様が自信を持って会社設立できるようサポートをしています。
【お盆の会社設立事例】稼働メンバーが依頼者様と面談
会社設立に強いコンサルタントが、依頼者様へ質問をして不安な気持ちを解消しました。その後は、稼働中のメンバーに手続きを引き継いでいます。
普通であれば、郵送またはチャットでの対応になりますが、急な会社依頼は対面した方が早いです。依頼者様が住んでいるのは神奈川県の横浜辺りです。
そのため、経営サポートプラスアルファの本社がある池袋には、訪問できません。稼働中のメンバーが、依頼者の希望する場所に出向いて、印鑑者証明書や印鑑を受け取りました。
依頼者からデータの受取をしたら、定款の作成、公証役場での定款認証、法務局の登記申請を代行。稼働中のメンバーと連携をして、3日間で会社設立の手続きができました。このように経営サポートプラスアルファでは、お盆休み中でもスムーズな会社設立ができます。
お盆でも会社設立したい人は「経営サポートプラスアルファ」へ相談
この記事では、お盆に会社設立ができるのか紹介しました。年末年始と違って公証役場や法務局が開いているため、お盆の会社設立はできます。
はじめての会社設立をする人は、手続き方法が分からないですよね?そのため、会社設立に対して不安を感じる人もいるかもしれません。
会社設立に不安な気持ちがあるので、自分で会社設立をせずに、会社設立代行の経営サポートプラスアルファに依頼してはいかがでしょうか?
経営サポートプラスアルファでは、毎月20社以上の会社設立を代行しているので、さまざまなサポートができます。
例えば、自分で会社設立すると難しい「節税対策」や「経営アドバイス」もあるので、損する会社設立をする可能性は低いでしょう。
「会社設立をして売上を残せるか心配」や「最短で会社設立をしたい」と悩みがあれば、あなたのお役に立てられます。
お盆の会社設立はもちろん、年末年始や土日祝日の相談も可能で、仕事で忙しい人も会社設立の手続きも可能です。
「会社設立したいけど、はじめの一歩が踏み出せない人」は、経営サポートプラスアルファに相談すれば、会社設立ができるかもしれません。
会社設立以外の相談も受け付けていますので、少しでも不安を抱えている人は、経営サポートプラスアルファに相談してください。