建設業として独立する際の注意点とは?手順や内容を確認して会社設立!

建設関係の仕事の経験やスキルを取得しているなら、独立することを考えるかもしれません。

建設業のスキルに自信があるなら、勤務しているよりも独立した方がモチベーションや収入アップになることを期待できます。

ただ、建設業で独立を考えるなら、会社設立の内容を考えておくことが大事です。

建設業の場合は法人化して会社を設立するのがいいですが、ポイントを把握しておかないと予想通りに行えないこともあるからです。

建設業で会社を設立して独立する際の内容について紹介しましょう。

会社設立の代行費用実質0円、個人事業主とのメリットデメリット流れと手順

建設業で会社を設立して独立するメリットとは?

建設業で独立するなら会社設立を考えることがおすすめです。

建設業は個人事業主として活動するよりも会社設立をして法人化した方がメリットが大きいからです。

会社を設立してどのようなメリットが得られるのか紹介しましょう。

信用度が高くなる

会社を設立した方が個人事業主として活動するよりも信用度が上がります。

個人事業主も屋号の設定などはありますが、信用という部分では高くはないので金融機関やクライアントへのアピールとしては不足といえるでしょう。

しかし、会社設立して法人化するなら存在が法務局に登記され、会社となると書類や経理もしっかり準備しなくてはいけないので、信用度は個人事業主と比較しても断然違います。

工事を受注しなくてはいけない建設業は、信用がなければ依頼してもらうことが難しいので、会社設立をしておいた方が個人事業主よりも依頼が多いことが予想できます。

また、資金調達をしてお金をある程度準備しておく必要もあるので、金融機関から信頼を得る点でも会社設立は大きなメリットとなるでしょう。

人脈をそれほど持っていない人だと信用度を上げておくことは重要なポイントになるので考えてみてください。

税金を安くさせることもできる

建設業で会社設立を行うメリットは税金を安くすることもできることです。

建設業だと1つの案件の単価が大きいので、たくさん受注することができれば収益も大きくなるでしょう。

ただ、収入が大きくなれば、それだけ支払う税金も大きくなります。

特に、所得税は収入によって金額も増えていき、個人事業主だと最大45%ほども税金を取られてしまいます。

ただ、会社を設立するなら法人化することができ、税金はかなり抑えることが可能です。

法人は2区分しか税金がかからず、15%と23.4%だけです。

例えば、建設業で2,000万円ほどの収益を得られたなら、個人事業主は45%の税金が取られますが、会社設立なら23.4%とほぼ半分の税金額で抑えられます。

建設業として稼ぎが大きくなることが予想できるなら、税金対策の意味を考えて会社を設立しておくのがいいでしょう。

事業継承の際も建設業許可を引き継ぐことができる

建設業として会社設立をしておくなら建設業の許可を引き継ぐことも可能です。

建設業許可は請負う依頼によって取得を考えることが必要ですが、個人事業主と法人では引き継ぎの際に違いがあります。

個人事業主の場合は個人に対して許可が与えられるため、もし独立して誰かに事業継承しようとしても建設業許可は引き継がれません。

その事業を継承した人が新たに建設業許可申請を行って取得する必要があります。

建設業許可申請は手数料も10万円ほどかかり、安くはないので独立して事業継承する際はネックになるでしょう。

一方、会社を設立して法人化した場合は、個人ではなく会社に建設業許可の権利が与えられます。

事業継承した場合も建設業許可はそのまま引き継がれるので、新しく継承した人が再度申請する必要がありません。

建設業許可申請は条件も簡単ではないので、会社として申請した方がメリットが大きいでしょう。

節税面での優遇も大きい

建設業の方で独立するときに会社を設立するなら、節税もいろいろ行えます。

個人事業主と比較して会社を設立して法人化した方が節税できるものが多いので、利益を減らすことが可能です。

個人事業主でも仕事にかかる材料費やランニングコストは、経費として計上することができます。

ただ、法人化したなら役員報酬として給料も経費として計上することができ、社長である自分の収入も経費に扱えます。

さらに、退職金や日当など、個人事業主では経費にできないものも経費扱いできるので、節税をたくさん行うことが可能です。

建設業の場合は従業員も確保しなくてはならないので、その分給与などの人件費もたくさんかかります。

節税できる範囲を広げておいた方が、収益面で損をしなくなるため考えてみましょう。

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建設業で独立する際に必要なこととは?

建設業で会社設立をして独立するなら必要なポイントを押さえておくことが大事です。

建設業として開業するなら必要な手続きなどを押さえておかなければ業務遂行できないこともあるからです。

建設業の独立では以下の点を考えておきましょう。

建設業許可を取得しておく必要がある

建設業として会社を設立して独立を果たすなら建設業許可を申請しておくことが大事です。

建設業許可はある一定の仕事を請け負う際に大事なことであり、申請していないと仕事ができないことになります。

建設業許可が受理されていないと請負えない仕事は、請負代金が500万円以上になる工事です。

500万円以下の請負なら、建設業許可を取得していなくても依頼を承諾できるので問題ありませんが、許可が受理されていないことで全て500万円以下の依頼のみなので収益に影響が出るでしょう。

一人親方など個人事業主として活動するなら建設業許可は申請しなくてもいいかもしれませんが、会社設立となれば大きな収益を上げるために独立しているはずです。

そのため、会社として経営していくなら建設業許可は必ず取得しておいた方がいいでしょう。

そして、建設業許可は申請するための条件があります。

法人の場合は資本金が500万円以上必要になり、適正な社会保険への加入が必要です。

また、専任技術者の要件を満たすため、施工管理技士などの国家資格を取得しておくことも大事です。

建設業許可申請は条件のハードルが低くないので、独立する前に建設スキルや経営スキルを確認しておくことが大事です。

また、受理されるまでには1〜4ヶ月ほどの期間が必要なので計算して申請するようにしてください。

建設業許可の種類も確認しておく

建設業許可の種類の確認もしておくことが大事です。

建設業許可には知事許可と国土交通省許可の2種類があります。

知事許可の場合は同一都道府県のみに営業所を設けて営業する場合、大臣許可は2つ以上の都道府県内に営業所を設けて建設業を営業する際に申請します。

2種類の建設業許可は違いがありますが、知事許可の取得でも申請が通った都道府県を拠点として営業所を設けるなら、全国で営業が可能になります。

審査が通過しやすい知事許可なので、会社設立したなら知事許可の受理から目指すのがおすすめです。

そして、建設業許可には一般建設業許可と特定建設業許可の2つの段階もあります。

特定建設業許可は一般建設業許可より上位のものであり、元請工事を下請を使用して施工する際、3,000万円以上になるなら必要な許可です。

一般建設業許可は先程上記で紹介したように500万円以上の依頼を請け負う際に必要になります。

さらに、建設業許可はそれぞれの業種ごとに申請を行う必要があり、全部で28種類ほど存在しています。

自分の建設業のジャンルから必要な許可を確認して行うようにしましょう。

開業資金を集めておく

建設業として会社設立を行うなら開業資金を集めておくことが大事です。

会社を設立する際は法務局の登記や印鑑作成などで費用がかかり、さらに事務所の賃貸、経理システムの構築、従業員の確保など、初期費用がかかります。

また、建設業として会社設立して独立したなら、光熱費やネット代、賃貸費、材料費など、毎月のランニングコストもかかるので、何ヶ月か支払いが困らない資金を確保しておかないと直ぐに赤字経営となります。

建設業として独立したなら「たくさんの収入を確保できるので問題ない」と考える人もいるかもしれません。

しかし、当初は依頼案件が少ないことも考えられます。

また、建設の依頼は業務を完了して直ぐに報酬を振り込まれるわけではなく、タイムラグが発生するので、キャッシュフローを計算しておかなければ資金が底をついて倒産してしまうこともあります。

そのため、建設業として独立するなら資金が底をつかないように資金調達をしてお金を確保できるようにすることが大事です。

お金の確保の方法としては、例えば金融機関から融資を受けることができます。

融資を受けられるなら、報酬が入ってこない時期でも経営の継続が可能です。

会社設立の際の初期費用、また数ヶ月は費用を賄うことができるように、開業資金を貯めておき、資金調達の方法も確保するようにしてください。

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会社の銀行口座も開設しておく

建設業として会社を設立して独立するなら、銀行口座の開設も行っておくことが大事です。

会社の口座とプライベートをわけておかないと、どれが仕事の経費でどれが個人的に購入したものなのか分からなくなり、帳簿付けの際に混乱してしまいます。

会社の銀行口座を開設するときは必要書類があるので準備する必要があり、金融機関の人と面談しなくてはいけません。

直ぐに会社専用の口座を作れるわけではないので、しっかり日取りを計算しておかないと会社運営がスムーズにいきません。

建設業をスムーズに進めることができるように、銀行口座の開設も綿密な計画を練っておくようにしてください。

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建設業で独立し会社を設立する際の注意点とは?

建設業で独立して会社設立するなら注意点もあります。

しっかり注意点を考慮しておくことで、建設業の独立を成功させることができます。

どのような点を考慮しておくべきなのか内容を紹介しましょう。

会社として案件受注できる見込みがあるか

会社を設立する際は案件受注できる見込みがあるかのか確認することが大事です。

建設業として独立したとしても、依頼が無ければ収益を得ることができないので直ぐに倒産してしまうでしょう。

建設業は新規の依頼を受注することが簡単では無い業界なので、独立した初期は勤務していた際の人脈に頼ることが重要です。

建設業として勤務していたときに取引先や社長と良い関係を築けていたなら、独立後もに依頼してくれたり、案件をいくつか回してもらえる見込みがあります。

独立後に経営を軌道に乗せるためには、人脈を頼って依頼を受注できるのかがポイントになるので、自分の人間関係を分析してみましょう。

独立してからある程度の収益を得られそうなほど案件数が取れるなら、成功できる可能性が大きく上がるはずです。

従業員への社会保険への加入は万全か

建設業の会社設立をすると、従業員の社会保健への加入は義務となります。

社会保険に加入しないことは違反ですので、しっかりと手続きを行いましょう。

また、短期的にアルバイトを雇うかもしれませんが、労災保険は雇用期間や身分によって適用除外とはなりませんので、強制加入となります。

アルバイトの方も安心して建設業に従事できるように、忘れないようにしましょう。

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建設業で会社設立して独立する際のまとめ

建設業で会社を設立し独立するためのポイントを紹介しました。

建設業の場合は案件の単価の大きさから会社を設立した方がメリットが大きいです。

ただ、独立するならしっかり注意点やポイントを明記するのが大事なので、必要な手続きを行うようにしましょう。

もし、さらに独立の情報が欲しい方は経営サポートプラスアルファのサイトへのアクセスもおすすめです。

確認してみてください。

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